HOME › 2021年02月15日

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包丁の傷直し

Q.包丁に傷がついてしまったのですが、直せますか?



ぱっと見は普通の包丁ですが、近づいて見ると、



側面(包丁の腹)が傷だらけ😥 触ると凸凹が分かるほどです。

出張で回っている研ぎ屋さんに預けたら、この状態で返ってきて困っていたとのことでした。

サビにくいステンレスの包丁でも、こうした荒い擦り傷がついたまま使っていると

サビてしまうことがあるので要注意です。

衛生的にも良くないので、なるべくは直すことをオススメします。


というわけで、

A. 問題なく直せます。



状態によっては作業の都合上、レーザー刻印やロゴなどが一緒に消えたり薄れてしまう物があります。

気になる方は預ける際に、気軽にご相談ください。




*********



あまりこういうお話はしたくないですが、

実はちょくちょくと、こういった傷直しのご依頼をいただくことがあります。


落としたり、擦ったりしてご自身でつけてしまった傷は、

使っていれば当然あることなので、なにも問題ありません。

そもそも道具なので、使用傷などは付いていて当然です。



しかし、残念ながらご自身でつけた傷ではない、という悲しいケースがあります。

出張で来ている研ぎ屋さんに預けたら傷だらけで返ってきた(↑の包丁はこれ)という方や、

ご近所や知り合いの方に研いであげると言われ、預けてみたら傷が入って戻ってきたという方も。

直せる傷ならまだ良いのですが、中には間違った研ぎ方をされて

刃の形状が崩れてしまったという物もありました。


もちろん、出張の業者さんにもしっかりとした仕事をする方はいます。

研ぎ慣れた方で、上手にメンテナンスしてくれる方がお知り合いに居ることもあるでしょう。

ただ、一部には雑なことをしたり、責任感の無い預かり方をしている方がいます。



使い古した包丁だから気にしないよ、といった場合には良いかもしれませんが、

もし大切にしている包丁や高価な刃物などを、そういった預け先へ研ぎに出す場合には、

丁寧に仕事をしてもらえるかどうか、事前に確認や相談されることをおすすめします。




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飛騨高山刃物専門店 是ノ刃

高山市下三之町115
TEL 0577-70-8377

10:00~16:00
火・水曜定休(※状況により変更有)

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